「真希〜、おはよ。」

「おはよう、三玲。」

私はショッピングセンターで真希と待ちあわせをしていた。 
遊ぶのと私の水着を買うために。

「三玲、まず水着買いに行こう!!
私、三玲にどんな水着が似合うか考えてきたんだから。」

真希は友達想いだ。
私やはるくん、を大切にしてくれる。
お礼にプレゼントしなくちゃ。


「ありがとう!
真希のも買わないと。」

私がそう言うと、真希は

「いや〜、私はいいよ。」

「真希に似合う水着、きっとあるから。
私から真希へのプレゼント。」

私は真希の手を握って歩きだした。