大好きな幼なじみ【短編】

「ありがとうございます。貴方は、誰ですか?ごめんなさい、見ず知らずの人にご迷惑おかけをして」

目を見開いてる、彼

誰なの?

知ってるような気がする

でも、思い出そうとすると頭が痛くなる

「覚えてないのか...。いえいえ、気をつけてくださいね」

何故か、急に敬語だ

「ではっ!」

走って学校に向かう

そういや、クラス替え3年間無いんだっけ

クラスの前まで来た

深呼吸をして

「おはよう、みんな!」

みんなは、驚いた顔をして

「おはよう、夢香!そして、お帰りなさい!」