それから数日。
いつまでいるの?なんて、さすがに面と向かって言えなかった。
あいにく、特定の彼女なんていないし、こんなに美味しいご飯を用意してくれて、家事までこなしてくれる。
おまけに可愛い。
ずっと居てくれてもいいくらいだ。
……なんて、変態みたいになるから言えないけれど。
「おかえりなさい!」
「……ただいま」
今日も、仕事で疲れた僕を可愛い彼女が美味しい手料理を作って待ってくれている。
それだけで仕事が捗るから、男はつくづく単純な生き物だ。
初めは彼女を助けるつもりで家に上げたけれど、本当に助けられたのは、実は僕の方なのかもしれない。
なんて思いながら、僕は毎日、癒される日々を送っている。
どうか、この幸せが続くまで。
(女の子、拾いました。)
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