服も髪も濡れて冷たそうだったので、このまま風邪でも引いたらいけないと思い、彼女をひとまず部屋へと上げた。 「良かったらシャワー使って」 無言を貫く彼女に、適当に用意した着替えとバスタオルを渡して、浴室へと案内した。 脱衣所の扉を閉めて、ダイニングへと向かう。 ……見知らぬ女の子を部屋に連れ込んで、これって、もしかして犯罪? ふと、そんな考えが頭をよぎったが、いやいや、人助けだよ!そう自分に言い聞かせた。