あたしの前にいるあなたは
いつも笑っていた気がする


どこが好きだったの??って
友達はあたしに聞くから
あたしはいつもこう言って
あなたの好きなところを伝えるの


綺麗な瞳
可愛い笑顔
あたしにかける優しい言葉

さりげないフォロー
キーボードを叩くクセ
マルボロの煙草の匂い


大嫌いになったはずなのに
全部
全部
思い出す度に
あなたに
無性に
会いたくなるよ



あたしの前にいるあなたは
いつも笑っていた気がする
声が聞こえないからって
顔を近付けて聞いてくれるクセも
全部
全部
大好きだったよ



最後の別れの朝だって
あなたは笑っていた気がする
もう他人同士
関わりもないけど
あなたがつけてた香水の香りが
まだあたしの中に残っているうちは

やっぱり
あなたが
一番大好き