翼「 っし!到着〜っと 」
ルナ「 運転お疲れ様です 」
翼「 今から家の中に入るね〜 あっ、電話してて大丈夫??? 」
切りたくなかった 。
まだ声を聞いていたかった 。
だけど自分はこれが恋だということに
気づいてなかった 。
ルナ「 大丈夫ですよ〜 」
食事に行き
食事が終わり車内で3時間も会話した後
すぐに着信が入り ずっと話しをしてる
私は このような状況からきっと翼さんには
彼女は居ないだろう
そう勝手に解釈した 。
何故ここで聞かなかったのだろう 。
" 彼女いるんですか? " と。
なぜ焼肉の時に
" 子供いそうですよね〜 "
なんて、こんな会話にしたんだろう 。
まだまだ気持ちは子供だった私は
彼氏や彼女がいる人は異性とは遊ばない
勝手にそう思ってた 。
だから、翼さんも きっとそうだ と。
ルナ「 あっ すみません もう仕事行かないと 」
翼「 えーっ!もう7時!?早っっ! 」
ルナ「 早いですね ホント 」
翼「 オールで仕事?大丈夫?! 」
ルナ「 大丈夫ですよ!頑張ります! 」
翼「 おう!また連絡するね 」
ルナ「 は〜い 」
また 連絡するね って いつだろう
そうウキウキして仕事の支度を始めた 。
仕事中も ずっと翼さんのことを考えてしまい
次はいつ会えるのだろう
今日は電話かかってくるのかな
メール来てるかな
ずっとそんな事ばかり考えてたら お昼になり
学校の時間になった 。
ルナ「 お疲れ様でした〜 」
看護師「 お疲れ様 学校行ってらっしゃい 」
慣れない地下鉄に乗り込み学校へ向かう 。
ありか「 ルナちゃん おはよ! 」
ルナ「 おはよ〜っ! 」
ありか「 そういえば翼さんどうだった!? 」
ルナ「 あー、なんか焼肉連れてって貰ったよ! 」
ありか「 あー!じゃぁウチと同じ所じゃない? 」
ルナ「 大理石の! 」
ありか「 そう!同じだ! ウチあんな高いお肉食べたことないから逆に腹痛起こしちゃったよ〜 」
ルナ「 そんなことあるの!? 」
ありか「 あるよ〜!笑 でもツーリング行こうってなってるけどどこ行くんだろうね?ルナちゃん何か聞いてる? 」
ルナ「 ううん!何も聞いてないよ! 」
ありか「 ちょっと翼さんに連絡してみるー! 」
ルナ「 なにか分かったら教えて! 」
ありか「 はーい 」
1時限目 2時限目 と刻々と授業が終わってく
「 では、さようなら 」
気づいたら4時限まで終わっており
私は地下鉄に乗り込みまた職場へ向かう
「 あのぅ。 」
ルナ「 はい? 」
「 これよかったらどうですか??? 」
ルナ「 もらっときます 」
街中のティッシュ配りやビラ配りを
無視できない私が受け取ったモノ
" 高収入バイト "
確かに病院で看護学生として働いてたとしても
月に13万くらいしか給料がない 。
休みを上手く使ってやってみようかな
これが また私を地獄へと導く1歩となった 。
♪〜 ラインッ
" ご連絡ありがとうございます 。
スカウトマンの〇〇と申します "
" ビラから連絡しました。"
" ありがとうございます!
早速ですがキャバクラと風俗とありますが
どちらを希望でしょうか?
キャバクラは飲まないと正直お金にもなりません "
一瞬 悩んだ 。
だけど飲むと学校に支障が出てしまう 。
" 風俗で "
ただなんの抵抗も無く風俗を選んだ 。
" 了解しました!
ではご都合会う日にお会いできませんか? "
喫茶店で会う約束をした 。