不器用な愛で。


ジェットコースターを乗り終えたら、もうすでに12時半でご飯屋さんはどこもいっぱいだった。


なんとか席を確保して


「俺買ってくるから荷物見といて。
何がいい?」

「え、いいの?じゃあ私ハンバーガー!」

「またかよ、わかった。」

「ありがとう」


聖也のああいう優しさは昔から変わらない。


今日だって普通に楽しんでいる。