学校の先生とあたし。
いけない関係だって分かってるけど…。
この恋は止められない。
好きって言ったら迷惑かな。。。
でも、この思いは止められない。
先生もあたしと同じ気持ちならいいのに。

第1幕
高校三年生の春。
新任式で出会った先生。
大っ嫌いなはずなのに。
大っ嫌いなのに。。。。

アンジェリック学園に通う高校三年生の澤田寧々です!生徒会副会長になりました!!
これから、この学園の規律を正していこうと思う!
「初めまして!三年一組の担任になりました。椎名雅です。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
「これから、みんなと楽しくお話ししたいと思っているのでこれからよろしくな!」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
「では、ホームルームを始めるぞ!今週は、健康診断とか色々あるから全員遅刻しないようにな!」
「遅刻なんてするわけないじゃん!」
「遅刻するやついるかもしれないだろう!明日は、全員8時半までに学校だからな!女子は、白いTシャツを忘れないようにな!じゃあ、今日のホームルームは終わり!」
「起立!礼!さようなら!」
「はい、さようなら!明日、遅刻するなよ!」
〜放課後〜
あたしは、サッカー部のマネージャーをしているのでサッカー部の練習に携わることにした。
同級生の斉藤尭があたしの方に向かってきた。
「よっ!寧々!今から部活行く?」
「行くよー!どしたー?」
「やぁ、一緒に行こう!」
「いいよー!」
「ところでさ、寧々!今日から、部活の顧問が変わるって話し知ってる?」
「え?!そうなの?!知らないよ!!誰になるとかって聞いてる?」
そのとき、部長から集合がかかった!
「サッカー部全員集合!」
「はい!」
「今日から、サッカー部の顧問になりました。
 椎名雅です。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!先生は、サッカーの
 経験ってあるんですかー?」
「ありますよ!!高校の時は、全国高校サッカ
ー選手権大会に出たりしてたぞ!今日から
みんな、よろしくな!」
「サッカー経験者か…。」
「今日から8月にある、サッカー地区大会の練習を始めていく!みんな、気合いをいれて練習に取り組むように!練習開始!」
「はい!練習開始!ランニング10周からスタートするぞ!」
「はい!」
ランニング10周の途中で雅先生からマネージャー2名が呼ばれていた!部長・副部長も不思議に思っていた。
何故、マネージャー2人が呼ばれたのか。よくわからなかった。
帰りにマネージャーの寧々にでも何で呼ばれたのか聞いてみよう。
「寧々ー!帰るぞー!」
「はーい!今行くー!ちょっとまってて!!」
「はいよー!!あ!そうそう!今日顧問に呼ばれてたけど何かあったのか?」
「いや、なんで?なにもないよ?」
「いや、何か隠してるだろ!!」
「いや、何も隠してないから!疑わないでくれる?もういい!!1人で帰る!」
尭に悪いことしちゃったな。。。
でも、雅先生のあの言葉さえなければ…。
雅先生なんて大嫌いだ。