昔はかわいかった。いつも一緒に遊んでたし。
でもいつからか、
昴くんはまわりの男子達と一緒に、女子をからかうようになって。
『千花のパンツ水玉ー!』
『っ!!
昴くんのばかーーー!!』
昴くんがイタズラで私のスカートをめくって。
その日から男の子たちに“水玉パンツ”とイジられ続けることになってから、
私は昴くんが大っっっっっ嫌いなのだ。
大嫌いなのは、態度にものすごく出してるはずなのに
それが気に入らないのか、昴くんは未だに私に突っかかってくる。
それも、子どもの頃のようなからかいじゃなくて、
毒、って感じの言葉。