* 「はよ」 「おはよう、昴くん」 朝、玄関を開けると いつもより優しい顔をした昴くんが待っていた。 「……なんか、昴くん丸くなったよね」 「デブって意味?」 「そういう意味じゃなくて! 私に対しては尖ってたような気がして」 「……嫌われようとしてたからな。 決心が揺らがないように、わざとツンケンしてた」 「……今は、もういいの?」 「尖ってる方がいいわけ?」 「そんなことないです」 優しいのは嬉しい、けど… 意地悪じゃないのは、少し変な感じ…。