涙目になりながら、必死にキスに追いつこうとする未来。

「いやぁ......んっ..はぁ.......」

「未来?他の男と喋るのはダメって
言ったよな?」

「いや...でも....んっ.....」

「じゃあ、今日は僕の家に来てもらいます。
お仕置きが足りませんのでね。」

「へ?」

「今日は金曜日。大丈夫です。それとも」

僕は先輩に近づき.....

「みんなの前でキスしてくれますか?」

すると先輩は顔を真っ赤にして

「な、何を言ってるの?!わ、わかった
分かったから!!」

そういった先輩を見て

「じゃあ、行きますよ。先輩。」

僕は先輩の手をひき、図書室を出た。

「でも、久しぶりの裕貴くんのお家、
楽しみだなー!」

先輩はこんな呑気なことを言ってる。

今からどんなことになるのかなんて知らずにね

悪魔からの愛を先輩《君》に....