「は?とぼけんじゃないのよ。男にはモテるかも知んないけどさ、あんたみたいなビッチと奏多様が一緒に居ると奏多様が可哀想よ!」
「え…と?」
「最近、噂になってんの知らないの?奏多様があんたみたいなビッチと一緒にいるって。
奏多様が可哀想〜って、みんな言ってるよ。」
「し、知らないよ。それと、私は奏多く…佐久間さんと好きな本のことについて話してただけで…」
「はぁ?!口答えするんじゃないわよ!
それがウザイっつってんだよっ!」
蝶野さんが手を振り上げた瞬間に
(殴られる!)
そう、思った。