あれから1ヶ月が過ぎ父さんが、双子の赤ちゃんを連れて帰って来た。



双子の男の子の名前は翔と隆、5ヶ月になる赤ちゃんは兎に角大変。



一人が泣けばもう一人も泣く。



ミルクとオムツ替えでクタクタになった。



大きなお腹をした母が、「肇さん華ばかりに子守りさせちゃ駄目でしょ。


華のお腹には赤ちゃんがいるんだからね。」



『分かっているよ。たけどあ、又翔が泣き出した。』


兎に角話しなんてしてる暇もない。



夕顔は楽しんでいる。



「ママ隆ちゃんお腹すいたみたいだよ。 」



「一輝ミルク作って。」



『分かったミルクの温度は?』



「一輝ミルクは人肌だよ。手の上に落として熱くなければいいよ。」



「華すごいいつ覚えたの?」


母さんこれは常識です。



「勇人さん翔のオムツ替えて。」



『華ちゃん了解。動くな翔。』



「ねぇ!みんな肇さんがいないわよ。」



嘘!



父さんも育児放棄?