『華俺が浮気すると思うのか?』



だって一輝モテるもの。



いつも可愛い女子高生に囲まれているんだよ。



今年大学出たばかりの若い女の先生もいる訳で、



心配したら切りがない。



それに今私妊娠してて、一輝は私に触れたくても我慢してる。



そんな時優しく声かけられ男としたら、



悪い気しないはず。違う?


もう一人妄想の世界。



『華戻って来て! 』



はいはいはーい。



『あのさ二人の世界の邪魔しちゃ悪いから俺帰るわ。

華又会おうぜ。』



冬馬が手を振り病室を出て行った。



一輝の視線が怖い。



『華風見と仲良く成りすぎ。』



一輝がいきなりキスをする。



一輝どうしたの?



『華俺だけの華でいて。』


私はいつも一輝だけだよ。


明日はマンションに帰れる。



『一輝何心配してるの。私がどんなに一輝が好きか知ってるくせに。』



一輝と久しぶりに一杯キスをした。