『俺のドキドキ聞こえた?』



「聞こえたよ。凄い早いの。」



『俺は可愛い華にいつもドキドキだよ 。


お腹の中の赤ちゃん本当になんともなくて良かったよ。


これからは家のことも手伝うし、


華が落ち着くまで部活の顧問は三枝木先生に頼んだよ。


明日からは早く帰ってくるからな。』



三枝木先生に悪いなと思ったけど、



甘えさせてもらおう。



一輝が早く帰ってくれば夕顔も喜ぶ。



『華が眠れないならずっと話していようか?』



「一輝明日学校だから寝ないと駄目だよ。」



いいの俺が話していたいの。



風見君に私の話しを一杯したらしい。



『風見が今度華に会わせろってうるさいんだよ。』



「私も会ってみたいかも?」


『なんで?』



「だって私が負けた男だよ。一輝を夢中にさせたんだから。きっと可愛い男の子なんだろうな。」



『風見が可愛い?


背は俺よりあるし、かなりいい男だから心配。


華大丈夫か?』



一輝何の心配してるの?



私は妊婦モテる訳がない。