うどん沢田屋は大盛況だった。



売り上げの利益の分は全て寄付をした。



生徒たちの暖かな思いに触れ一輝は、俺の生徒最高。なんて言ってる。



一輝の熱い思いが通じたんだよ。



風見君も今では他の生徒と変わりなく、



高校生生活を送っている。


姉の由利香さんともうまくいっているようだ。



由利香さんは今真面目に働いている。



彼女にも幸せになってもらいたい。



冬馬は私のお腹を見て大笑いした。



風船みたいだなって私のお腹を触り、一輝に怒られた。



『華に触っていいのは俺だけだから。』



『沢田相変わらず華に夢中だな。


華が幸せで良かったよ。』


ありがとうね冬馬。



『沢田子供生まれたらおしえろよ。


由利香つれて赤ちゃん必ず見に行くから。』



久しぶりに会った冬馬は大人びて見えた。