体育大会が無事に終わり今度は文化祭。



そして私は10ヶ月。



臨月を迎えた。



もうお腹ははち切れそう。


いつ生まれてもいいように、入院の準備もした。



そして一輝の帰りが遅いので、お母さんが赤ちゃんが生まれるまで来てくれる事になった。



一輝は自分がいないときお産が始まると困るからと、


お母さんに早めに来てほしいと頼んでくれた。



私もお母さんがいてくれると心強い。



夕顔はバーバとお風呂はいると喜んでいる。



私はお母さんがいるから、一人でお風呂に入ろうとしたら、



一輝に叱られた。



『風呂場で転んだらどうするの。心配だから俺が一緒に入るから、


華は風呂入らずに待ってなさい。』



だってお母さんがいるのに恥ずかしい。



お母さんがいても一輝は平気だ。



お母さんも、「いいから一輝に甘えてなさい。」



平然としている。