「華ちゃんずっと一緒にいるだけが、家族じゃないと思う。


どんなにも離れていてもお互いを、思う気持ちが大切。


心が通じ合っていればそれで大丈夫だよ。」



お母さん私今凄く幸せです。



一輝と結婚してあなたの娘になれて本当に良かった。


「お母さんありがとう。」



『母さん華を泣かすなよ。』



一輝のお母さんが私を優しく抱き締めてくれた。



「華ちゃんは何も心配しないで、ただ元気な赤ちゃんを生む事だけ考えなさい。」



『母さん華は俺のだから。』



「何焼きもち焼いてるのよ。」



華が笑っている。



一輝は私が夕顔と仲良くしても焼きもち焼くよね。


『仕方ないだろう。俺以外に華に触れてほしくない。』



回りにいたみんなに笑われてしまう。



華もなんだか嬉しそうだ。


家族で過ごす時間も大切なんだと思う。