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囚われの身

私は、普通の高校生だ。

特に何も無い平凡な人生だった。でも、一つ

だけ言うなら高校に入ってから彼氏が出来た

嬉しくて、天にも登るような心地だった

大好きな彼の家に初めて行った時全てが変わ

った

彼の部屋は、真っ白だった

そしてベット以外何もなかった

恐怖を感じたけど、もう遅かった手の自由が

効かなくなっていた

手を見ると、重い鉄がついていた

何でこんなことするのと頭の中で疑問が生ま

れた

口に出すより先に彼は答えていた

「もしかして、何でこんなことするのって言いたいの?」

「それはね、君が好きだからだよ僕はね、君とずーっと一緒にいたいからどうすれば君と一緒に入れるか考えたら真っ先に思いついたよ」

「監禁しちゃえばいいんだってね」

「君も、僕のこと好きでしょ、君も僕とずっと一緒にいたいよね?」

彼は、狂っていた

でも、さっきまでは、恐怖を感じていたはずなのに今は、喜びに溢れている。

ドキドキと胸の高まりさえも感じている私はもっと、狂っているのかもしれない。