「皆さん、成人おめでとうございます。今日から~~~~......。」
市長さんの長い話が終わり、成人式が終わって袴を借りたお店に戻り同窓会の準備の為家に一時帰宅。
同窓会が始まるのは18時で今は、15時だから、時間が少しある。
いつもより頑張ってオシャレしてみようかな。
そう思って、鏡台の前に座りメイク道具を出すと、メッセージの着信音がなった。
送り主は華鈴ちゃん。
今から、家に行っていいか。ということだった。
いいよ。と返事をすると30分後に華鈴ちゃんがきた。
鏡台に並べられたメイク道具一式をみて華鈴ちゃんは少し意気込んだように見えた。
「瑚々、今日のメイク私に任せてくれない?」
「えっ!いいの?私、プロの人にしてもらうの初めて!!」
「まだ、プロじゃないって。目指してはいるけどアシスタントだから。今は。」
華鈴ちゃんは、共学の高校を卒業後、美容の短期大学に入学して、ヘアメイクなどの技術を学んでいる。
「瑚々は元がいいから、こんなに使わなくても可愛くなれるよ。」
そう言って、椅子に私を座らせると横にメイク道具を並べて美容室みたいなスタイルになった。
中には私のものじゃない道具も入っていて、華鈴ちゃんのものだとすぐに分かった。
「じゃあ、始めていくね!」
「よろしくお願いします。」
華鈴ちゃんが私の顔に色んなものをつけたり、フサフサしたものをポンポンあてたりし始めてから30分。
「出来たよ!」
そう言われて鏡を見ると、まるで別人かと思うくらいの人がうつっていた。
「誰?」
「いや、瑚々だから。」
「私、こんなに可愛くない!華鈴ちゃんすごい!魔法使いみたい!」
「よかった。私の夢は可愛いの魔法をかける人だから。そう言ってもらえて嬉しい。」
さ、じゃあ私もちゃちゃっとやっちゃいますか!といって自分の顔にもメイクをし始めた華鈴ちゃんが器用すぎて羨ましかった。
華鈴ちゃんのメイクが終わり、家を出たのは同窓会が始まる30分前。
なかなか、やばいけど今日は遅刻するより、楽しかった。
「みんな、わたしのこと分かるかな......。」
ボソッと言った声はハッキリと華鈴ちゃんの耳に届いたようで......
「だいじょーぶ。覚えてるよ、皆。逆に、可愛すぎて分からないかも......。」
こういうときに励ましてくれてる華鈴ちゃんはずっと変わらない......。大切な友達。
「可愛すぎてもっと、惚れられるかも!」
「惚れられるって、誰に?」
「あっ。ううん。なんでもない。さっ!急ご!みんなに可愛い瑚々みせちゃうよ!」
「うん!」
その後、無事時間前に到着したけど、もうほとんどの人が揃ってて......。
「おまたせ!」
という華鈴ちゃんの声と共に会場に入ったけど、みんな私のことをみて声を出さない。
やっぱり、全然学校行ってなかった私のことは覚えてないよね......。
『......え、もしかして、松森さん?』
長い沈黙を破ったのはクラスのムードメイカーだった一人の男の子。
「え、あ、はい。」
返事、聞こえたかな......。
でも、その心配はすぐになくなった。
「「ヤバッッ!ちょー可愛いっつ!ちょ、松森さん、こっち来て!」」
来て早々賑やかになってしまってちょっとビックリしたけど、みんな覚えててくれて良かった。
と、みんなのところへ寄ろうとしたとき、一人の女の子がムードメイカーの肩をトントンとして入り口のほうを向かせると、そのこは息を呑んだように静かになった。
不思議におもって私も入り口のほうをみると、そこには宮槻くんと迅くんが立ってて、お酒を選んでいる最中だった。
皆が息を呑んで、静かになったのを今度はあちら側の王子様方が不思議に思ったようで、
『みんな、久しぶり!どうした?急に静かになって。』
沈黙を破ったのは宮槻くん。
驚くほど、身長が高くてモデルさんみたいだった。
でも、その隣にいる迅くんもこの前会ったときより全然ちがくて、
この前会ったときはメガネをしてて普通に20前後の男性って感じだったけど、
今日は、メガネもコンタクトにしたのか髪をワックスで無造作にセットされ、その辺にいる男性とは......いやその辺にいる男性に失礼だけど、全然比べ物にならないくらいカッコよかった。
オレンジジュースを持ったまま固まっていると、宮槻くんが近づいてきて......。
『もしかして。瑚々ちゃん?』
「うん。久しぶり。宮槻くん。」
目の前で話し始まったのと同時に周りは元の賑やかなところに戻って普通に話しても怪しまれないくらいになっていた。
『体は大丈夫なの?こんなに賑やかなのに......。』
「もう元気だよ。病気は治ってないけどほとんど普通に生活できてるから。」
『そっか』
そう言った宮槻くんの顔は何故か切なげで胸が不思議と締め付けられた。
市長さんの長い話が終わり、成人式が終わって袴を借りたお店に戻り同窓会の準備の為家に一時帰宅。
同窓会が始まるのは18時で今は、15時だから、時間が少しある。
いつもより頑張ってオシャレしてみようかな。
そう思って、鏡台の前に座りメイク道具を出すと、メッセージの着信音がなった。
送り主は華鈴ちゃん。
今から、家に行っていいか。ということだった。
いいよ。と返事をすると30分後に華鈴ちゃんがきた。
鏡台に並べられたメイク道具一式をみて華鈴ちゃんは少し意気込んだように見えた。
「瑚々、今日のメイク私に任せてくれない?」
「えっ!いいの?私、プロの人にしてもらうの初めて!!」
「まだ、プロじゃないって。目指してはいるけどアシスタントだから。今は。」
華鈴ちゃんは、共学の高校を卒業後、美容の短期大学に入学して、ヘアメイクなどの技術を学んでいる。
「瑚々は元がいいから、こんなに使わなくても可愛くなれるよ。」
そう言って、椅子に私を座らせると横にメイク道具を並べて美容室みたいなスタイルになった。
中には私のものじゃない道具も入っていて、華鈴ちゃんのものだとすぐに分かった。
「じゃあ、始めていくね!」
「よろしくお願いします。」
華鈴ちゃんが私の顔に色んなものをつけたり、フサフサしたものをポンポンあてたりし始めてから30分。
「出来たよ!」
そう言われて鏡を見ると、まるで別人かと思うくらいの人がうつっていた。
「誰?」
「いや、瑚々だから。」
「私、こんなに可愛くない!華鈴ちゃんすごい!魔法使いみたい!」
「よかった。私の夢は可愛いの魔法をかける人だから。そう言ってもらえて嬉しい。」
さ、じゃあ私もちゃちゃっとやっちゃいますか!といって自分の顔にもメイクをし始めた華鈴ちゃんが器用すぎて羨ましかった。
華鈴ちゃんのメイクが終わり、家を出たのは同窓会が始まる30分前。
なかなか、やばいけど今日は遅刻するより、楽しかった。
「みんな、わたしのこと分かるかな......。」
ボソッと言った声はハッキリと華鈴ちゃんの耳に届いたようで......
「だいじょーぶ。覚えてるよ、皆。逆に、可愛すぎて分からないかも......。」
こういうときに励ましてくれてる華鈴ちゃんはずっと変わらない......。大切な友達。
「可愛すぎてもっと、惚れられるかも!」
「惚れられるって、誰に?」
「あっ。ううん。なんでもない。さっ!急ご!みんなに可愛い瑚々みせちゃうよ!」
「うん!」
その後、無事時間前に到着したけど、もうほとんどの人が揃ってて......。
「おまたせ!」
という華鈴ちゃんの声と共に会場に入ったけど、みんな私のことをみて声を出さない。
やっぱり、全然学校行ってなかった私のことは覚えてないよね......。
『......え、もしかして、松森さん?』
長い沈黙を破ったのはクラスのムードメイカーだった一人の男の子。
「え、あ、はい。」
返事、聞こえたかな......。
でも、その心配はすぐになくなった。
「「ヤバッッ!ちょー可愛いっつ!ちょ、松森さん、こっち来て!」」
来て早々賑やかになってしまってちょっとビックリしたけど、みんな覚えててくれて良かった。
と、みんなのところへ寄ろうとしたとき、一人の女の子がムードメイカーの肩をトントンとして入り口のほうを向かせると、そのこは息を呑んだように静かになった。
不思議におもって私も入り口のほうをみると、そこには宮槻くんと迅くんが立ってて、お酒を選んでいる最中だった。
皆が息を呑んで、静かになったのを今度はあちら側の王子様方が不思議に思ったようで、
『みんな、久しぶり!どうした?急に静かになって。』
沈黙を破ったのは宮槻くん。
驚くほど、身長が高くてモデルさんみたいだった。
でも、その隣にいる迅くんもこの前会ったときより全然ちがくて、
この前会ったときはメガネをしてて普通に20前後の男性って感じだったけど、
今日は、メガネもコンタクトにしたのか髪をワックスで無造作にセットされ、その辺にいる男性とは......いやその辺にいる男性に失礼だけど、全然比べ物にならないくらいカッコよかった。
オレンジジュースを持ったまま固まっていると、宮槻くんが近づいてきて......。
『もしかして。瑚々ちゃん?』
「うん。久しぶり。宮槻くん。」
目の前で話し始まったのと同時に周りは元の賑やかなところに戻って普通に話しても怪しまれないくらいになっていた。
『体は大丈夫なの?こんなに賑やかなのに......。』
「もう元気だよ。病気は治ってないけどほとんど普通に生活できてるから。」
『そっか』
そう言った宮槻くんの顔は何故か切なげで胸が不思議と締め付けられた。
