......ここ。どこ??
目を開けると、私は見慣れた保健室のベットにいた。
近くにあった時計を見ると、いまはもう昼休みになっていた。
私かなり寝てたんだなぁ......。
はぁ。とため息をつきベットを降りると保健室内の椅子に夏月先生が座って眠っていた。
「え!?先生!?」
『ん?あっ......』
私を見て目をゴシゴシする先生はまだ眠たそうだったけど
私はそんな夏月先生が見れて少し嬉しくなった。
『まつも..................??』
え??
「先生、今なんて......?」
目の前で口をパクパクしているからきっと喋っているはずなのに、私の耳には言葉が届かなかった。
そのとき、私の脳内には病院で星城先生から言われた病気の症状が思い出された。
急に怖くなった。
......なんで......薬飲んだのに。
今飲んでるのは抑制剤......発作を引き起こさないとは限らない。
わたしがあたふたしていたのを見て夏月先生が近くの椅子に座らせてくれた。
「だ......い??まつも......ん??」
変わらず口は動いているけど私の耳には所々しか届かない。
すると、夏月先生は優しく私の背中をさすってくれた。
パニックになって発作を起こしたんだろうから必死に自分の気持ちを整理したかった。
でも無理だった。
好きになってしまったから。
落ち着かせるより、ふいに向けられた優しさを感じて嬉しいが勝ってしまって口元が緩んだ。
私は安心しきって涙を流してしまっていて、それを見た夏月先生は一瞬戸惑った表情をしたけど、すぐに微笑んで私の背中をさすり続けてくれた。
そして、私は目の前の机に体を預けて意識を手放した。
目が覚めると私はベットにいた。
保健室には落ち着いた音楽が流れていて音が聴こえることに私は安心していた。
そこに夏月先生はいなかったけど、不思議とさっきとは見違えるくらい調子が良かった。
教室に戻ろうと、私はベットから降りドアに向かった。
すると、起きている時にはなかった1枚の紙が机の上にあった。
すぐに開いて私は誰の字なのかを理解した。
『『調子が良くないまま起きてしまったのか、また寝てしまったので、ベットに運んでしまいました。そこは許してね。調子が良くなってからでいいから、教室に戻っておいで。 東條 夏月』』
さっき起きたのは昼休みで、今の時刻は6時間目の始まる少し前。
調子もよく、休み時間中だったため、私は手紙をたたみ教室へともどった。
目を開けると、私は見慣れた保健室のベットにいた。
近くにあった時計を見ると、いまはもう昼休みになっていた。
私かなり寝てたんだなぁ......。
はぁ。とため息をつきベットを降りると保健室内の椅子に夏月先生が座って眠っていた。
「え!?先生!?」
『ん?あっ......』
私を見て目をゴシゴシする先生はまだ眠たそうだったけど
私はそんな夏月先生が見れて少し嬉しくなった。
『まつも..................??』
え??
「先生、今なんて......?」
目の前で口をパクパクしているからきっと喋っているはずなのに、私の耳には言葉が届かなかった。
そのとき、私の脳内には病院で星城先生から言われた病気の症状が思い出された。
急に怖くなった。
......なんで......薬飲んだのに。
今飲んでるのは抑制剤......発作を引き起こさないとは限らない。
わたしがあたふたしていたのを見て夏月先生が近くの椅子に座らせてくれた。
「だ......い??まつも......ん??」
変わらず口は動いているけど私の耳には所々しか届かない。
すると、夏月先生は優しく私の背中をさすってくれた。
パニックになって発作を起こしたんだろうから必死に自分の気持ちを整理したかった。
でも無理だった。
好きになってしまったから。
落ち着かせるより、ふいに向けられた優しさを感じて嬉しいが勝ってしまって口元が緩んだ。
私は安心しきって涙を流してしまっていて、それを見た夏月先生は一瞬戸惑った表情をしたけど、すぐに微笑んで私の背中をさすり続けてくれた。
そして、私は目の前の机に体を預けて意識を手放した。
目が覚めると私はベットにいた。
保健室には落ち着いた音楽が流れていて音が聴こえることに私は安心していた。
そこに夏月先生はいなかったけど、不思議とさっきとは見違えるくらい調子が良かった。
教室に戻ろうと、私はベットから降りドアに向かった。
すると、起きている時にはなかった1枚の紙が机の上にあった。
すぐに開いて私は誰の字なのかを理解した。
『『調子が良くないまま起きてしまったのか、また寝てしまったので、ベットに運んでしまいました。そこは許してね。調子が良くなってからでいいから、教室に戻っておいで。 東條 夏月』』
さっき起きたのは昼休みで、今の時刻は6時間目の始まる少し前。
調子もよく、休み時間中だったため、私は手紙をたたみ教室へともどった。
