翌日、学校へは行かずに
心療内科の病院に連れていかれた
いろいろ勝手なこと眼鏡の医者に言われた挙げ句
なにかしらの病気だと言われ
薬局で薬をもらって帰った
学校へは行かなくてよくなった
家に先輩の男子が3人で私を訪ねてきた
デブの彼氏とその友達二人らしい
「ケガした責任取れ」
みたいなことを言ってきたから
なんか友達つれて3人で来た
ダサさに呆れて
アゴに、思いっきり、グーを入れた
向かってこようとしたから
髪の毛掴んでヒザで
顔面を蹴り上げた
血だらけのそいつと友達の二人の男子は
「覚えてろよ」
とかよく聞く笑えるセリフを残して立ち去っていった
その頃からなんか私はいろいろと吹っ切れた
集団で夜襲われたことも
斗愛と別れたことも
小さい頃からひどい目にずっと遭っていたことすら
なんだかずっと昔のつらかったことと
切なく哀しいけれど
過去だとはっきりとケリをつけれた気がする
何が来ても
やってやろう、勝ってやろうと思えるようになった
14歳の秋だった気がする

