「叶花、体調良くないみたいだから、そろそろ部屋で休みな 」

「えー、樹先生ともっといたい 」


叶花は樹から離れようとしないし…


そんな叶花のことを優しく撫でながら樹は俺に話しかける。


「じゃあ、俺が寝かせて来て良いですか? 」


「良いけど、叶花は体調悪いんだから絶対手出すなよ 」


樹なら分かっているとは思うけど、樹だって一応男だから忠告しておく。


「はい、今日は我慢できるように頑張ります

和樹先生の大事な叶花ちゃんのこと大切にするので、任せて下さい 」


樹はそう言って、叶花を抱き上げで叶花の部屋に入ってしまった。