「ごめん。口を滑らしちゃったからもう言うね。 俺は叶花ちゃんのことがずっと好きだった 」 樹先生のはっきりとした言葉でやっと状況が分かった。 告白されているんだ。 大好きな樹先生に。 こんなの夢みたいだ。 「私も…樹先生が好き 」 「え、本当に!? 」 驚いたように目を丸くする樹先生。 私が和樹くん以外の医者は大っ嫌いって知っているから驚くか… でも、樹先生は私にとって特別。