「叶花がお願いなんて珍しいじゃん。 お願いってなに?」 「疲れてなかったら…勉強教えてほしいの 」 「いいよ。そんなお願いなら遠慮しないで普通に言っていいのに。夜ご飯食べたら教えてやるから 」 「うん、本当にありがとうっ! 」 わからないところでつまづき思うように勉強が進まない私には、和樹くんが神様に見えた。