ついに、この日が来てしまった。いつかは、こういう日が来るんじゃないかと思ってた。湊は、いつも美奈を見てた。だから、美奈のことを好きだってことは気づいてた。





『じゃあ、美奈が待ってるから行くわ。』





玄関前で待っている美奈がいた・・・。





『うん・・・。じゃあね。』





私は、いつも湊を見てた。あなたは、いつも美奈を見てた。私たちはお互い叶うことのない恋をしていたんだよね。