時間がとてもゆっくりと流れて行く。カチカチと動く秒針の音を聞いている中、誰かがドアをノックする音が聞こえた。急いで開けると、そこにはカバンを持った寛一さんが立っていた。彩響が彼にドレスを見せる。
「…ご覧の通りです」
「なるほど。早速応急処置します」
中へ入ってきた寛一さんは早速ベッドの上に、持ってきたカバンを広げた。一瞬どこかのお医者さんのカバンかと思ったが、中には医療道具ではなく各種洗剤が入っている。その中で2つのボトルを手に取った寛一さんが彩響の前に立った。
「それでは…早速ですが、服を脱いでください」
「…は?」
その言葉にやっと正気に戻る。ここはホテルの部屋で、中にいるのは二人っきり、そして…状況を把握した彩響の顔が赤く染まった。
「な、なにを言うのですか!脱げません!」
「はい?ですが、脱がないと作業ができませんが…」
「そんな問題じゃない!あなたに下着姿見られるのが嫌なんですよ、もういい大人だからそれくらい察してください!」
「彩響さん、これから大事なインタビューが待っているのではありませんか?」
寛一さんの声にあっ、と彩響の動きが止まる。そう、今はここへ仕事で来ている。この日のためにどれくらい苦労したものか、考えるだけで辛い。なにより、今日をこのまま無駄にし、あとで自分に返ってくる非難が怖い。
「ちょっと、振り向いていてください」
「いや、それより俺が脱がしてあげた方が…」
「いいから振り向いていて!」
彩響の言葉に寛一さんが振り向く。彩響は丁寧にドレスを脱いで、そのまま窓の方へダッシュした。長いカーテンで体を巻いて、手だけ伸ばしてドレスを渡す。寛一さんがそれを受け取った。
「少々お待ち下さい」
「…ご覧の通りです」
「なるほど。早速応急処置します」
中へ入ってきた寛一さんは早速ベッドの上に、持ってきたカバンを広げた。一瞬どこかのお医者さんのカバンかと思ったが、中には医療道具ではなく各種洗剤が入っている。その中で2つのボトルを手に取った寛一さんが彩響の前に立った。
「それでは…早速ですが、服を脱いでください」
「…は?」
その言葉にやっと正気に戻る。ここはホテルの部屋で、中にいるのは二人っきり、そして…状況を把握した彩響の顔が赤く染まった。
「な、なにを言うのですか!脱げません!」
「はい?ですが、脱がないと作業ができませんが…」
「そんな問題じゃない!あなたに下着姿見られるのが嫌なんですよ、もういい大人だからそれくらい察してください!」
「彩響さん、これから大事なインタビューが待っているのではありませんか?」
寛一さんの声にあっ、と彩響の動きが止まる。そう、今はここへ仕事で来ている。この日のためにどれくらい苦労したものか、考えるだけで辛い。なにより、今日をこのまま無駄にし、あとで自分に返ってくる非難が怖い。
「ちょっと、振り向いていてください」
「いや、それより俺が脱がしてあげた方が…」
「いいから振り向いていて!」
彩響の言葉に寛一さんが振り向く。彩響は丁寧にドレスを脱いで、そのまま窓の方へダッシュした。長いカーテンで体を巻いて、手だけ伸ばしてドレスを渡す。寛一さんがそれを受け取った。
「少々お待ち下さい」



