ーside 紫苑ー
沙奈が何かを言いかけて、しばらくは何も話そうとしなかった。
きっと、本当はもっと前から何かしらの症状が出ていたのかもしれない。
今まで、症状を包み隠さず話してくれていたのに。
きっと、症状を話したら病院に連れて行かれると思ったんだろうな。
結果次第で、入院になる可能性があるかもしれないと沙奈なりに考えていたんだろう。
それに、沙奈が留年しないようにと俺が校長先生と担任の先生に頭を下げていたことを知っていたなんて気づかなかった。
三者面談の日、沙奈が補習へ向かった後に担任の先生からこっそりと言われていた。
少しずつ、勉強は追いついているけど出席日数が足りないことを理由に留年になる可能性がある。
そうならないためにも、これから沙奈はどうすればいいのか、校長先生と相談すると話があった。
今まで、沙奈の頑張りを見てきたからこそ俺はいてもたってもいられず、校長室へ向かい沙奈が留年しないように相談していた。
だけどそれは、ただ留年させないでほしいと一方的に頭を下げていたわけではなくて、留年しないようにどうしたらいいのか相談していた。
校長先生は、今までのように夏休みと冬休みに補習授業に出ること、受けられなかったテストを受けること、沙奈はずっと病欠扱いになっていたから、特別に放課後補習授業を受けることで出席日数を賄うことでプラスにしてくれると話してくれた。
だから、沙奈が何も気にすることはない。
とりあえず、そこから撤回するべきだよな。
「沙奈、俺が一方的に校長先生に頭を下げていたわけではないんだ。
ただ、沙奈が留年しないように具体的にどうすればいいのか。
その相談を、校長先生としていたんだ。
俺だけではなく、担任の先生もそうだと思う。
沙奈が、勘違いをしてしまったのなら沙奈に話してから動くべきだったな。
ごめんな、沙奈。」
「…いいよ。私もごめんなさい。何も知らず強く紫苑に言ったりして…。」
「沙奈が謝るようなことじゃないよ。」
そうは言っても、これから入院になるから出席日数が気になるよな。
補習授業も、受けられなくなってしまうわけで…。
でも、今はそれだけでは無いよな。
やっぱり、自覚症状があったんだろうか。
「沙奈、いつから症状が出ていたのか教えてくれるか?」
沙奈が何かを言いかけて、しばらくは何も話そうとしなかった。
きっと、本当はもっと前から何かしらの症状が出ていたのかもしれない。
今まで、症状を包み隠さず話してくれていたのに。
きっと、症状を話したら病院に連れて行かれると思ったんだろうな。
結果次第で、入院になる可能性があるかもしれないと沙奈なりに考えていたんだろう。
それに、沙奈が留年しないようにと俺が校長先生と担任の先生に頭を下げていたことを知っていたなんて気づかなかった。
三者面談の日、沙奈が補習へ向かった後に担任の先生からこっそりと言われていた。
少しずつ、勉強は追いついているけど出席日数が足りないことを理由に留年になる可能性がある。
そうならないためにも、これから沙奈はどうすればいいのか、校長先生と相談すると話があった。
今まで、沙奈の頑張りを見てきたからこそ俺はいてもたってもいられず、校長室へ向かい沙奈が留年しないように相談していた。
だけどそれは、ただ留年させないでほしいと一方的に頭を下げていたわけではなくて、留年しないようにどうしたらいいのか相談していた。
校長先生は、今までのように夏休みと冬休みに補習授業に出ること、受けられなかったテストを受けること、沙奈はずっと病欠扱いになっていたから、特別に放課後補習授業を受けることで出席日数を賄うことでプラスにしてくれると話してくれた。
だから、沙奈が何も気にすることはない。
とりあえず、そこから撤回するべきだよな。
「沙奈、俺が一方的に校長先生に頭を下げていたわけではないんだ。
ただ、沙奈が留年しないように具体的にどうすればいいのか。
その相談を、校長先生としていたんだ。
俺だけではなく、担任の先生もそうだと思う。
沙奈が、勘違いをしてしまったのなら沙奈に話してから動くべきだったな。
ごめんな、沙奈。」
「…いいよ。私もごめんなさい。何も知らず強く紫苑に言ったりして…。」
「沙奈が謝るようなことじゃないよ。」
そうは言っても、これから入院になるから出席日数が気になるよな。
補習授業も、受けられなくなってしまうわけで…。
でも、今はそれだけでは無いよな。
やっぱり、自覚症状があったんだろうか。
「沙奈、いつから症状が出ていたのか教えてくれるか?」


