今まで誰か大切な人を傷付けられることが多かった私は極力人と関わらないようにしてたのに…ある日、瑠璃原中高一貫校で万能イケメンで有名な暴走族男子・渡邉 光輝に出会ったことから歯車は変わってしまった…

「今日もいい天気〜♪
ま、私は気候簡単に変えれちゃうから気分で変えさせてもらいますけど〜♪」
はじめまして、私は葉渡瀬 望結(はわたせみゆ)。15歳。瑠璃原(るりはら)中高一貫校の高校1年生。なんと、私は生まれつき魔法などの超能力関係が使えるようになってました。
理由は詳しくわからないし命縮めるものは何もないそうなので放置して毎日色んなとこを動き回って人助けや治安を影で守ってる。
「今日、何もないといいんだけどな...」
空を見ながら歩いていると…
「イテッ?!」
「きゃ?!」
誰かとぶつかってしまった
「す、すみません!!
前を見てなかったみたいで…」
「俺は構わんが君は大丈夫か??」
「は、はい…大丈夫です…」
そう言いつつ顔を見ると
「あ、貴方は…渡邉 光輝(わたなべこうき)さん…?!」
「俺のこと知ってんのか??」
「はい
学校では色々噂になっているお方ですから…」
「ふーん??
あ、お前、名は?」
「私は瑠璃原高校1年葉渡瀬 望結です」
「望結か…可愛い名だな
…放課後少しだけ時間もらえるか?」
「え、どうしてですか?」
「少しお前に付き合ってもらいたいとこあってな…
あと、お前と同級だから敬語なしで光輝と呼べ」
「わ、わかった」
「あ、放課後玄関のとこいてくれ」
「わかった、光輝」
「じゃ、またあとで」
そう言って光輝は去っていく
これが私と光輝の出会い…
それがまさか…あんなことになるとはこのときの私は知る由もなかった…