今日も君に恋焦がれる

ファイト!…ーーー


琴音の言葉が頭に浮かぶ。


もうどんな結果になろうとも、現実を受け入れて生きていくしかないんだ。


素直な気持ちを吐き出すことにした。



「葵くん、好きな子…彼女できたんでしょ?」


「えっ?」



葵くんは勢いよく振り返る。


その顔を見ることはできなかった。


俯いて自分の手を見ながら話す。



「隠さなくていいよ。もう全部知ってる。葵くんがわたしに嘘ついて女の人と会ってたことも…全部知ってるから」