今日も君に恋焦がれる

わたしはいかにも今来ました感を装った。



「あ、七瀬先輩っ!お疲れ様です」



と矢野くんが笑う。



「お疲れ様」



うまく笑えているだろうか?


チラッと葵くんに視線を送ると目が合う。



「俺、奢りますよ」



そう言って矢野くんが自販機にお金を入れる。




「え、いいよ、そんな」


「ジュースの1本くらい奢らせてください」



矢野くんの押しに負け、ここは素直に奢ってもらうことに。


今度ちゃんと奢り直そう。