気づくといつの間にかベッドの上だった。


いつの間に運んでくれたの?重かった…よね??



「胡桃先輩…そのぉ充電したい、です…」



葵くんはそう言うとお腹あたりに手を忍ばせてくるから、これはもう癖なのかもしれない。



「…うん…いいよ」



そう返事をするとニコッと笑い、わたしの上に乗ってくる葵くん。


なんか今日も朝までコースになりそうな予感。


わたしを見下ろす葵くんの瞳と絡む。



「胡桃先輩、もう誰にも触らせたりしないで?」



そう言ってわたしの髪を優しく撫でる。