今日も君に恋焦がれる

「あ〜…俺は年上じゃなければって感じですかね」



首の後ろを掻きながらそう言った葵くんの言葉にフラッとする。


それがお酒のせいなのか…葵くんのせいなのか…?


葵くんひどいよ……葵くんのバカ…!


とりあえず泣かないように必死に耐え、お酒を飲んで気持ちを誤魔化していく。


それに柳田も柳田だ!タイプを聞き出すなんて…アホ、一生恨んでやるんだから。



「俺は七瀬先輩がタイプっす。もうこの存在そのものがタイプなんで」と言ってくれた矢野くん。


ありがとね。その気持ちはすごく嬉しいよ。


そしてわたしは、「好きになった人がタイプ」と無難な回答をした。