「苦しい」とか「痛い」とか、あまり自分の気持ちを強く言わない桜ちゃんが発言したこの言葉の重さは、会場にいるお客さん全てに伝わったみたいだ。
小さく聞こえていた拍手が大きくなって、会場中に響いていく。それを見た桜ちゃんは、目に涙を浮かべて俺たちの方を振り返った。でも、そこには桜ちゃんの最高の笑顔がある。
「これで炎上も終わるね。よかった」
マイクを切って桜ちゃんに言うと、「ありがとうございます……!」と桜ちゃんは涙を拭う。あまり擦ると傷がついちゃう、そう思って止めようとするとSiriusちゃんが「stop!」と桜ちゃんの手を優しく取った。
「まだまだお客さんを楽しませなきゃ。泣くのはまだ早いわよ」
「そうそう!これからだからね」
ここあちゃん、ウルフちゃんも言い、桜ちゃんはコクリと頷いて笑う。抱き締めてその笑顔を独り占めしたいくらい、可愛い笑顔だ。胸がキュンと鳴って、次の音楽にぴったりの感情だな……。
小さく聞こえていた拍手が大きくなって、会場中に響いていく。それを見た桜ちゃんは、目に涙を浮かべて俺たちの方を振り返った。でも、そこには桜ちゃんの最高の笑顔がある。
「これで炎上も終わるね。よかった」
マイクを切って桜ちゃんに言うと、「ありがとうございます……!」と桜ちゃんは涙を拭う。あまり擦ると傷がついちゃう、そう思って止めようとするとSiriusちゃんが「stop!」と桜ちゃんの手を優しく取った。
「まだまだお客さんを楽しませなきゃ。泣くのはまだ早いわよ」
「そうそう!これからだからね」
ここあちゃん、ウルフちゃんも言い、桜ちゃんはコクリと頷いて笑う。抱き締めてその笑顔を独り占めしたいくらい、可愛い笑顔だ。胸がキュンと鳴って、次の音楽にぴったりの感情だな……。


