『俺の家メイク用品無いけど今日大丈夫?
どこかで買ってく?』
もっと重要なこと言われるかと思いすぐに
反応できなかった
「だ、大丈夫てす 私も少しは持ってますし
同僚に貸してもらうので会社まではマスクし
ていきます」
確かに私も少しは化粧品なくて心配してたけ
ど副社長がここまで真剣な顔つきになるのは
会議以来で驚いた
『そっかなら良かったあ、片付けは俺やるか
ら良いよもう少しで俺も準備終わるからそし
たら出ようか』
ほんと何から何まで甘やかされている気がす
るがここは甘えてしまおう
『ありがとうございます、遊佐さん!』
笑顔で告げると副社長の顔が少し赤くなった
『ほんと、それ反則』
顔を赤くした副社長がこぼした言葉は私まで
照れさせるには十分だった
