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「りりか、おはよ!」



「あ、ゆき………」



「うおっwどうした!?その顔!!ひでえw」



私の顔を見るなり
驚いて笑い転げる雪を
ジト目で睨み付ける



「嘘だよ、冗談!!で、どした?」


「あのね……………」



雪に昨日の出来事を
説明しようとした瞬間



ドンッ



と勢いよく誰かに
ぶつかったーーーーーー



「いたっ」


「あ、すみません。お怪我は大丈夫ですか?」



ぶつかった衝撃で
尻餅をついた私に
手を差しのべてくる。



「あ、ありがとうございま………」



立ち上がって相手の顔を見て
一気に青ざめる……………



どうして!?


どうしてここに
レイがいるの!?



「誰かと思ったら貴女ですか…」



「え?なになに?状況がうまく読み込めないんだけど!?」



「雪は知らなくていい!とにかく、お兄さんちょっと来て!」



慌てる雪をよそに
私はレイの腕を掴んで
走り出したーーーーーー