BLOOD VAMPIRE




「りりかちゃんに会いたくて帰ってきたで!!好きや!付き合うてくれ!!」



やっぱりか!!



「これで156回目の告白ですね。けど先輩とは付き合えませんっ!!」



先輩の腕を思い切り払い
その隙に間からすり抜けて
近くにいた日向の元に駆け寄る



望月 奏多 モチヅキ カナタ
高校3年のやんちゃボーイ



見た目完全ヤンキーの先輩が
何故、私に一目惚れしたのか
全くわからない…



そう…あれは1年前の
私がまだ一年生だった
時のことだーーー。