この人が女王様!?
「初めまして、リリカちゃん。私、エリザベス・スチュワードと申します。」
「初めまして…。」
華麗に挨拶を交わす彼女に
思わず見とれてしまう。
とても綺麗で美人で
モデルさんみたい!!
「お久しぶりです、女王様」
レイが女王様に近づき
手を取るとその甲に
口づけをする…
その仕草になんだか
凄い違和感を覚えたが
気にしない事にした…
「お久しぶりね、レイ。薔薇ちゃんも。」
「女王様お久しぶりです。如何お過ごしですか?」
薔薇ちゃんが丁寧に
お辞儀をする
「ええ、とても元気にしてるわ。それにしてもみんな遅いわね。」
「女王様、私がしばし様子を見…ーーーーーーーーー!?」
ドゴォォォオンッ!!!
レイの言葉を遮るように
目の前の扉が派手に吹っ飛ぶ
私は唖然としたまま
何も言えずに突っ立っていたーーー。
「こんなことをするのは…」
「あの方しかいませんね」
互いに顔を見合わせる
レイと薔薇ちゃん
「ハロォ!皆さん!リカルド参上っ!!!」
なんか変な奴
来たーーーーーー!!!

