「りりか様を守るのが私の役目です。例え、貴女が望んでいなくても私は貴女の契約者。主を守るのが執事の役目です」



「レイ…私。戦うよ!!例え、この先辛い事がたくさんあったとしても、大切な人を、この手で守りたい!!」



「フフ…貴女は本当に強くて、お優しい人だーーーーー」




私は力がないと
何にも出来ない
弱い女だ



なら力を利用して
大切なみんなを救いたい



もっと強くなりたい!!



「アリス・レイ・バーント。私と契約して下さい!!!」



「もちろんです。莉々華お嬢様。」




レイがニッコリ笑った
その瞬間ーーーーーーー



私の体が光輝いて
右肩に地味な痛みを感じる



光がなくなった後
右肩を見てみると
薔薇の紋章が刻まれていた。



「契約の証です。」



そう言って私の肩に
キスを落とす。



最初の契約の時は
無かったのに…



これが本当の契約なのね。
もう後戻りは出来ない。



私は自分の運命に立ち向かう!!!