数十メートル先まで
吹っ飛んだ女に近づく
「レディーを蹴り上げるなんて…常識がなってない…」
「これでも優しくしてるつもりなんだけどなー」
「ムカつくよ、あんた。ぶっ殺してやる!!」
女は目つきを変えて
再び俺たちの方へ
猛スピードで走ってきた。
「ジャック…力技もいいけど…魔力使わなきゃ成仏出来ないよー?あの糞餓鬼」
「相変わらず口汚いねリカルド。心配しなくても分かってるよ…」
トンッ
ジャックの刀が
地面に触れる
すると瞬く間に
刀全体が緑の光を纏う。
さーて。
そろそろ俺も
真面目に戦おうかな…

