BLOOD VAMPIRE




「お嬢様…またのんびり、お休み中ですか?」


リカルドさんに続き
レイが現れ呆れた声を漏らす



「レイ!!あの人って……」



「おや?気付きませんでしたか?大地の血を司る大地の使者…ジャック・リフトですよ…」



あの美人でスリムな…。
どこからどう見ても女性な
千秋先輩の正体が



まさかあのジャック君だなんて!!



って驚いてる場合じゃない!!



私をバカにするように
クスクス笑っている
レイに向かって叫ぶ



「我が執事、アリス・レイ・バーント!!太陽の使者に魔力を施し、忠誠を誓いなさい!!」



「仰せのままに」



静かに私の肩に触れると
優しくキスを落とす


光に包まれ力を得た私…



「行こう!!」


「御意!!」


二人を相手にしている
リカルドさんとジャック君の
もとへ向かったーーーーーー。