しかしどうやって 呼び出そうか… 携帯なんて使っていたら その間に殺されてしまう…… 次々と攻撃を下す双子を 必死に交わす私… けれどスピードが 追いつかず 少年の双剣が 光を帯びながら 私の胸を目掛けて 飛んできたーーー。 嘘でしょ…… 避けられない!! ギュッと目を瞑り 歯を食いしばる けれどカキーンという 金属同士をぶつけ合ったような 鈍い音が耳を掠めて 私は勢いよく目を開いたーーー。