女の喜ぶキスなんて知らない


だから俺は、とびっきりの愛情を込めてキスをした



曖昧だった関係が今、ハッキリとカレカノという関係になった



「ねぇ……翔くん…熱あるんじゃない?」



俺の額に手を添えてきた楓



手……ちっさ



可愛い……



「じゃあ楓が看病してよ?」



「えっ?!う…うん……いいよ」



「いいのかよ///」



「でもその前に…はい!これ!プレゼント」



俺の前に差し出されたのは高級そうな袋