顬に冷や汗がたらりと流れた 「どう……しよう…」 心臓がバクバクとなりうるさい…… 手足も小刻みに震えてきた つけている犯人のニヤリと笑う顔が頭の中を支配して……怖い…… 翔くんっ…… 怖くて立ちすくみ、その場で立ち止まっていた私は、間違った判断をしていたのかもしれない 私がもう動かないのを確認してか、足音が私の元までやってきた 「え……」 私の口をハンカチで塞ぎ、意識が朦朧とする 「たす……け……て……」 最後に見たのは、ニタリと笑う気味の悪いおじさんだった……