クールな彼氏の瞳に映りたい




……ー記念日当日



鞄の中にそっとプレゼントを入れ、私は学校へと急いだ



「楓!おはよ!」



「優羽〜おはよう!」



「翔くんのとこ行ってきなよ!」



「うん」



……コンコン



隣のクラスに入るのは少し勇気がいる



「翔くんいますか……?」



唯一話せる、翔くんのお友達の松村くんに聞いてみた



「ごめん、翔、今日風邪引いて休みなんだ」



……



「えぇぇぇ?!」



それはそれは窓が割れるほど、私の口から大きな声が出た



「あ、ごめん……。松村くん、それほんと?」



「うん、ほんと」