「…………」 ここから飛び下りたら即死かな。 ……このまま死んだ方が楽になれるのかも。 そう思いながら、一歩づつ歩みを進める。 すると、 「ちょっと」 突然、背後から声がして、慌てて振り向く。 「………あ、」 そこには、壁にもたれながら楽な姿勢で座っている、あのJINの姿があった。 「……なんで、ここにいるの?」