「はあっ………疲れた」 思い切り走って、息を切らした。 ていうか、これから本当にどうしよう……。 「おねえちゃん」 すると、いきなり後ろから肩を叩かれて、慌てて振り向いた。 「……っ!?」 すると、後ろには頭の禿げかかったおじさんが立っていた。 「……3万でどお?」 私に言い寄って来る。 「……は」 私、このおっさんとヤるなんて絶対イヤなんですけど。