巣に還る蟲。

「酷いわ。朧君」


どうして、あなたは。


「幻ちゃんが、それを言うのか」


わたしの希望を聞き入れてくれないの?


「いっそ、気が触れてしまいたかったわ」


その様な事態になったら、その時は。


「言うんじゃない。……二度と聞かんぞ」


朧君は、わたしを壊してくれるだろうか。