9話

  文化祭が終わりに近づき生徒がキャンプファイヤーの組み立てを始まった。


生徒たちは盛り上がっていて色々やってよかった〜と思った。


 2日の文化祭の終了とともに花火が上がった。

大変だった文化祭も終わり生徒たちが帰宅する中私たちは4人で屋上に来ていた。


  みずき  :   「お疲れ様〜!結構文化祭楽しかったね〜」


   ゆり  :   「うん!!会長が急にキャンプファイヤーと花火を増やすから対処に追われた1日だったよ〜!でも生徒に楽しんでもらってよかった〜!」


  翼  :   「今日思ったんだけど会長って仕事ゆりに放り投げすぎじゃね〜〜」


と翼が言うとみずきと真斗は激しく頷いた。


   ゆり  :   「無茶振りされるし仕事放り投げられるけど、意外とあとで役立つ事ばかりなんだよね〜」

           「え〜〜!!絶対役に立たなそう〜」

と3人から同じ意見が返ってきた。


   ゆり  :  「本当だよ〜!半分以上がいろんな事役に立ってるんだから」

   翼   :  「ま〜〜!それならいいんじゃね?」

翼がそう言ってその場が治った。


  ゆり  :  (本当はその逆で半分くらい役に立ってない事だけど断れなくて仕事をやってるんだけどね〜)


と心の中で思っていた。

  
  真斗   :  「それじゃあ〜そろそろ帰るか!」

   翼   :  「ごめん!俺らちょっと用事があるから2人帰るな〜」

と翼が急に言った。私はえっ!!と思い翼の顔を見たら笑顔で頷かれた。

   みずき :  「そう!じゃあ私たちはこれで!!」

とみずきと真斗は屋上を後にした。


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〜〜2人になってから〜〜

  ゆり  :  「翼〜!用事ってなにかあるの?」

  翼   :  「いや!特に何もないんだけど一緒にいたかったから」

  ゆり  :  「そっか!」

  翼   :  「な〜〜!よかったら来週の日曜日一緒に出かけない?」

と突然誘ってきた。

  ゆり  :  「え!!デート??」

  翼   :  「あ〜〜!そうだよ!ゆりが空いてれば、、、」
 
  ゆり  :  「いく!行きたい!!」
 
と張り切って答えたら

  翼   :  「おう!じゃあ行こうぜ〜!東公演で待ち合わせな〜!どこに行きたいか決めておけよ!!」

  ゆり  :  「うん!!」

  翼   :  「じゃあもう遅いし帰るか」

と言って屋上を出て家まで翼が送ってくれた。


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