7話

   そして次の日

文化祭の1日目と比べて人が多く感じられる。

教室を出ようとしたら翼が立っていた。


 翼 : 「今日は一緒に周ってくれるんだろ!」

と言って手を取られ歩き出した。


翼はスーツを着て私はメイド服を着ているせいか周りから視線を感じた。


  ゆり  :  「なんかすごい見られてない??」

と翼に問いかけると
 
  翼  :  「だな〜〜!」

と言いながら気にしていないようでどんどん屋台の方に進んでいく。

  翼  :  「ご飯まだだろ〜!なに食べたい??」

  ゆり :  「焼きそば食べたい!!」

というと焼きそばの屋台に進んでいく。

焼きそばの屋台に着くと色々な種類の焼きそばがあった。


  翼  :  「どれにする??普通のだとつまらないからチーズか海老とブラックペッパーどっちがいい??」

  ゆり :  「えっ!!チーズかな??」

  翼  :  「よし!すみません〜、チーズ焼きそば1つください」


と注文してくれた。少しするとチーズ焼きそばが出来たのか

「チーズ焼きそばお待ちの方〜!」

っと言う声が聞こえ翼がとって来てくれた。


 それから2人で飲み物を買って屋上に行った。

  
  ゆり :  「これ美味しいね〜」

  翼  :  「お〜〜!結構いけるな〜!!」


と穏やかな会話をしながら焼きそばを食べ終わり屋上でのんびりしていると校内放送がなった。


   “2年1組伊集院ゆりさん至急生徒会室にお越しください”

と言う内容だった。


  翼  :  「おい!なんか生徒会室に来いって呼ばれてるぞ〜!」


私は何だろうと思いながら2人で生徒会室に行った。

  
  ゆり :  「どうかしたの??」

と生徒会室の扉を開けながら言うと

   「副会長〜〜!助けてください〜〜泣」

と書記の泉に泣きつかれて驚いた。

  ゆり :  「これは一体どう言うこと??私がいない間に何が起こったの?」

と尋ねると
  
  泉  :  「それが、、、、」

と濁された。